仮想通貨におすすめのメールサービス4選

仮想通貨

これから仮想通貨を色々触っていこうと思っている人に言いたいのですが、絶対に「専用のメールアドレスは取得するべき」です。

というのも、仮想通貨はとにかくメールアドレスを使う機会が多いです。

取引所やSNSは勿論ですが、giveawayへの応募や新規サービスのβテストなど、何かとメールアドレスを使うので、できるだけメインのメールアドレスとは分けておいたほういいです。

yahooやgmailなどのフリーメールでも良いのですが、資産の安全面を考えるとできるだけセキュリティには気をつけたいところです。

そんなわけでおすすめのメールサービスを紹介します。

1.ProtonMail

価格無料~9.99€/月
登録方法メールアドレス
日本語対応
モバイルアプリ
メールクライアント
インポート
その他リカバリーフレーズ
二段階認証
nima
nima

簡単に登録できて手軽に使えるのが最大の魅力!

Protonmailはスイスで運用されているオープンソースのエンドツーエンド暗号化電子メールサービスで、Protonmailの運営ですら受信トレイにアクセスできません。

送信したメールの内容はサーバーに送信される前にデバイスで暗号化され、受信者しか復元できない仕様になっており、加えて送信者/受信者の両者がProtonmailを利用している場合は、メール自体にパスワードを掛けることもできます。

ログイン時にはAuthyなどのサードパーティアプリを介した2段階認証も設定可能なので不正ログイン対策もバッチリです

Twilio Authy

Twilio Authy

Authy Inc.無料posted withアプリーチ

万が一ログインパスワードを忘れた場合にも事前にメモしているリカバリーフレーズを使って復元することができます

ProtonmailはPCブラウザからだけではなくOutlook/Thunderbird/Apple Mailなどのメールクライアントや専用のスマホアプリからも利用することができます

ちなみに無料プランでは1アカウントにつき1つのメールアドレスしか持てませんが、無料版でも1日あたり150メッセージ/1GBのストレージが利用できるので、ほとんどの人は無料で十分だと思います。

2.Skiff

価格無料~$15/月
登録方法メールアドレス
or
仮想通貨ウォレット
日本語対応
モバイルアプリ
メールクライアント
インポートOutlookからのインポート$10
その他複数のアドレスを利用可能
二段階認証
クラウドストレージやメモなど多機能
nima
nima

多機能且つ高性能!でも慣れが必要かも

Skiffは完全にエンドツーエンドで暗号化された分散型コラボレーションプラットフォームで、メールだけではなくドキュメント/ノート/ファイルストレージ機能なども備えています。

(今回はメールサービスに限定して紹介します)

skiffのメール画面

登録はメールアドレス/仮想通貨ウォレットのどちらからでも可能です。

ちなみにウォレットでの登録はmetamaskだけでなくPhantom(SOL)やKepler(COSMOS)ウォレットなどにも対応しているうえ、モバイルアプリもあり、複数のデバイス間で同期可能になっています。

Skiff Mail

Skiff Mail

Skiff World Inc.無料posted withアプリーチ

また、無料プランでも毎日200通まで送信できるうえ、10GBストレージ+エイリアス(後述)も4つまで追加できるので無料プランでも十分だと思います

無料プランでは4つまで登録することができる

ウォレットで登録した場合、デフォルトでは「自分のウォレットアドレス」+「@skiff.com」というメールアドレスになっていますが、表示名を任意の名前や所有するENS名をエイリアスとして追加することが可能です。

エイリアスの追加

エイリアスはそれぞれ別のメールアドレスのようなもので、送信時にはどれから送信するのか選択することができます。

送信画面

届いたメールはどのエイリアス宛のものも全て同じ受信箱に入りますが、将来的にはエイリアスごとに受信箱を振り分けできるようになるそうです。
※ただし、「ud.me」ドメインのみ送信はできても受信はできないようなので注意。

また、基本的にエイリアスは削除してしまうと二度再登録できませんが、もしも誤って削除してしまった場合はサポートに問い合わせることで手動で再登録してくれます。

nima
nima

実際間違えて削除してしまったけど、サポートに問い合わせたら翌日に返事来て対応してくれたよ

ちなみにSkiffではアカウントも追加することができ、簡単に切り替えて利用することができます。

アカウントの追加画面

ここまで聞いて、複数のメールアドレスを利用したい場合「アカウントを追加とエイリアス追加のどちらが良いのか?」と疑問に思った人もいるかもしれません。

アカウント追加
  • 切り替える必要がある
  • ドライブやメモが別
  • それぞれエイリアスを持てる
エイリアスを追加
  • 1つのアカウントで全て管理
  • ドライブやメモなどワークスペースも共有

という違いになります。

基本的にはエイリアスを追加して利用する方が便利ですが、現状ではまだ受信箱が共通なので、受信箱をアドレスごとに分けたい場合/ドライブやメモなどをアドレスごとに分けたい場合/エイリアスが足りない場合などに別アカウントを追加した方がいいでしょう。

3.Dmail

価格$5.49~$199.99
登録方法仮想通貨ウォレット
日本語対応
モバイルアプリ
メールクライアント
インポート
その他メールドメインがNFT化されており売買可能
将来的にはアセットの送信も可能
nima
nima

NFTを購入する必要があるっていうのが敷居高いけど、ドメインを譲渡できるのは魅力

Dmailは分散型コンピューティング技術である「Dfinity」で構築されており、所有権はユーザーにあので、突然のサービス停止/データの消失などの恐れがないのが特徴です。

送信したメールの本文はトークンを介して暗号化され、受信者のみが復元できる仕組みとなっており、ログイン時にはウォレット認証が必要なので第三者が外部からログインすることができません

ドメインNFTを参照する為、ログイン時にウォレットでの認証を求められる

Dmailを利用するにはmetamaskやICP系のウォレットなどでドメインを購入する必要があり、ドメインNFTを保持しているウォレットでのみDmailが利用が可能になります

支払い方法と料金は下記の通りです。

価格の違いはドメイン名の長さなので、機能的な違いはありません。

支払い方法に関しては、ETH/BNB/ICPチェーンに対応しているので、ICP系のウォレットやMetamask/Binance Walletが利用できます。

ICP系のウォレットですと、Plug walletBitfinity Walletらへんが簡単でオススメです。

ドメインNFTをmintして「Binding」することにより、購入したドメインでメールの送受信が可能になり、購入したNFTを別のウォレットに送信することも可能です。

ただし複数のドメインNFTを所有していても全て同時に「Binding」して使うことはできません。

nima
nima

要するに複数のメールアドレスを同時に使うことはできないみたいなんだよなぁ

Dmailは日本語に対応していませんが、他のフリーメールと同じような画面なので特に英語でも困ることもないと思います。

また、将来的にはアセット(資産)の送信も可能になるようです。

ちなみに「.bit」ドメインやunstoppable domainsなど手持ちのDID=分散型IDをDmail上でメールアドレスのように使用することも可能です

あとこれをメリット取るかデメリットと取るかは人それぞれだと思いますが、Dmailは謎にポイントになっており、タスクをこなすとドメインレベルがアップグレードして毎日の送信可能なメール数やストレージなどがアップグレードする仕様になっています。

下記の画像が見づらいと思いますが、デフォルトでは

  • 40通/日
  • ストレージ200MB

が利用可能で、現在のところ最大で2GBまでストレージが増えるようです。

4.Mail3

価格無料
登録方法仮想通貨ウォレット
日本語対応
モバイルアプリ
メールクライアント
インポート
その他複数のDIDをメールアドレスとして利用可能

Mail3はMetamaskさえインストールしていれば、それがそのままメールアドレスとして使えます。

nima
nima

何気にZilPay(Ziliqa)にも対応していて、今後他のチェーンにも対応していくみたい

デフォルトではmetamaskのアドレスがそのままアドレスになってしまうので、「0x~@mail3.me」という、かなり長い名前になってしまいますが、ENSやUnstoppable DomainsなどのDID=分散型IDをメールアドレスとして利用することもできます

ちなみにMail3なら保有している「DID」に送信された全てのメッセージを見ることができ、送信元(自分のアドレス)も送信時に好きな「DID」選択可能です

保有している全てのDID宛に送信されたメッセージは全てmail3で受信可能
送信時にも自分の保有している全てのDIDの中から選択できる

「DID」はどのサービスでも買い切りではなく更新制だと思いますが、仮に自分がmail3で利用している「DID」の所有権が他者へ移った場合、新しいメールは新しいユーザーに送られ、古いメールは自分のメールボックスにそのまま残るそうです

あとMail3のUIは他のメールサービスとは異なり、癖が強いです笑

このように新しいメッセージが上部に表示され、既読済みのメッセージは下記に表示される仕組みになっています。

何故か送信済や下書きなどは上部の「mail3」をクリックしなければいけません。

個人的には全てサイドバーに表示して欲しいのですが、わざわざ分ける意味がわかりません笑

サブスクリプションカテゴリがあるのは便利なので、メルマガの購読には使いやすいと思います。

目的別のおすすめ

無料且つシンプルに使いたい・・・Protonmail

複数のメールアドレスを使いたい・・・Skiff

末永く同じアドレスを使いたい・・・Dmail

メールマガジンの購読など主に受信専用として使いたい・・・Mail3

という感じでしょうか。

Dmail以外は無料で試すことができるので、ぜひ一度試してみてください。

この記事を書いた人
nima3.0

<プロフィール>
2016年よりなんとなく仮想通貨投資を始めるも、全くトレードの勉強をせずに今に至る。
神さま、億り人にしてくれなんて贅沢は言いませんのでこのまま生活させてください。

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